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事業承継の“お金の壁”をどう乗り越える?金融支援につながる意外なポイントとは


事業を続けていくうえで、「お金の問題」は避けて通れません。特に、事業承継や相続が関わってくると、資金繰りや税金の負担が一気に重くのしかかることがあります。実は、こうした場面で金融支援を受けられるかどうかは、「事業の継続に支障が生じている」と認められる理由があるかどうかが大きなポイントになります。





少し難しく聞こえますが、考え方はシンプルです。たとえば、先代の経営者が亡くなったり、事業を引き継いだ直後というのは、会社や個人事業にとって一番デリケートな時期ですよね。このタイミングで、事業を回し続けるためにどうしてもお金が必要になる事情があれば、それが「支障が生じている原因」として認められる可能性がある、というわけです。





代表的なケースの一つが、事業用の資産を取得しなければならない場合です。たとえば、店舗や工場、機械などが自分の名義ではなく、他の相続人や第三者のものになっていて、それを買い取らないと事業が続けられないような状況です。これも立派な理由になります。





また、相続や贈与に伴って発生する税金の支払いも大きな負担です。事業そのものは黒字でも、相続税や贈与税を納めるための現金が手元にない、というのはよくある話です。この「納税資金が必要」という事情も、事業継続の支障として考慮されます。





売上の減少も見逃せません。経営者が代替わりした直後は、取引先が様子見になったり、顧客が離れたりして、売上が一時的に落ち込むことがあります。承継後しばらくの間に、前年より売上が大きく下がる見込みがある場合も、資金面での支援が必要な状況だと判断されやすくなります。





さらに、仕入れや借入の条件が悪くなるケースもあります。これまでの信頼関係が一度リセットされ、仕入先から条件を厳しくされたり、金融機関から返済条件を変更されたり、最悪の場合は新たな借入を断られることもあります。こうした変化も、事業を続けるうえでの大きな壁になります。





相続特有の問題としては、遺産分割に関する金銭の支払いがあります。事業用資産を引き継ぐ代わりに、他の相続人へ現金を支払う必要が生じたり、遺留分の請求に対応しなければならない場合です。これも、事業主にとってはかなり現実的で重い負担ですよね。





そして、これらに当てはまらなくても、事業を続けるのが難しくなる特別な事情があれば、「その他の理由」として認められる余地があります。つまり、画一的な話ではなく、個々の事情を見て判断されるということです。





事業承継や相続は、うまく準備すれば節税にもつながり、事業もスムーズに引き継げます。一方で、準備が不十分だと、思わぬところで資金繰りに苦しむことになります。「自分のケースは当てはまるのかな?」と感じたら、早めに専門家に相談しておくことが、結果的に一番の安心につながります。





※この記事は税理士事務所の見習いスタッフが日頃の業務で感じたことや素朴な疑問をコラムとして掲載しております。念のため専門家監修のもと慎重に執筆を行っておりますが、万が一記事内容に誤りがあり読者に損害が生じた場合でも当法人は責任を負いかねますので、個別具体的な案件に関する疑問やご相談がある場合には、弊所代表税理士「うめちゃん先生」まで直接問い合わせを頂くか、お問合せフォームからお問合せ下さい。無料相談会も随時実施していますので(完全予約制)お気軽に活用ください。





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